博士とネコの話80
博士とネコの話79

「ルーシー・ブラウンさん、どちらにお出かけですか?」
ルーシーさんの免許証を調べている検問係りのオオネコが聞きました。
「レッドウッドまで、このパティの孫に会いに行くのよ。5才になって、やんちゃの盛りね。
テッドっていうの、いい名前でしょ、母方のおじいさんからいただいた名前なんですって、
そうそう、そういえばあたしも、テッドというボーイフレンドとお付き合いしたことがあったわ、
ハイスクールの時の話よ。でもね、そのテッドはリズっていうおデブちゃんに取られちゃったの、
悔しかったわ。だから、あたしも太ってやるって、やけ食いしたの、でもだめだったわ。
太らなかったのよ。そのときはね。今じゃリズに負けないくらい太っているけど、昔は細かったのよ、
だってね、その頃のあたしは、、、」
「もう結構です。これから雨が激しくなります。お気を付けて」
ルーシーさんのおしゃべり作戦はどうやら成功したようです。博士たちは無事に検問を通ることができました。






